民家に混じってひっそりと存在するのが、ibuibu Factoryの工房兼住居です。そこに置かれた、大切に使い込まれたミシンや生地サンプルの数々。長年裁縫に携わってきたことが伺えます。この小さな工房で、数名の女性たちが支え合いながらたくさんのファブリック製品を生み出してきました。時には、作業着を作ったり、最新デザインでクッションを製作したり。裁縫への思いを大切にしながら、製作を進めています。
ibuibu
Factory
そのひと針が、未来をつくる。
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ibuibu
Factory
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PROJECT
Women shine
at work
ibuibu Factory(イブイブ ファクトリー)はインドネシアのジャワ島にある小さな小さな工房です。
そこでは、優秀な裁縫の腕を待つ数名の女性が働いています。
“ibuibu”とはインドネシア語で「お母さんたち」のこと。つまり、女性が大いに活躍できる職場なのです。
様々な境遇に立つ女性たちが働く小さな工房、決して大量生産はできないかもしれません。
それでも彼女たちが丁寧に一つ一つ作り上げるファブリック製品に、
あたたかさと懐かしさを感じずにはいられません。
まだまだ女性が働くことが容易ではないインドネシアで、女性たちが自立し、
笑顔で働ける場所を生み出したいという想いから誕生したのが、このibuibu Factoryです。
FACTORY
民家に混じってひっそりと存在するのが、ibuibu Factoryの工房兼住居です。そこに置かれた、大切に使い込まれたミシンや生地サンプルの数々。長年裁縫に携わってきたことが伺えます。この小さな工房で、数名の女性たちが支え合いながらたくさんのファブリック製品を生み出してきました。時には、作業着を作ったり、最新デザインでクッションを製作したり。裁縫への思いを大切にしながら、製作を進めています。
HISTORY
2008年、吉祥寺のインテリアショップKAJAのバイヤーとして活躍していた一人の日本人女性が、インドネシアのジャワ島で暮らすWinwinとButetに出会いました。彼女たちは足に障害を持ちながら、裁縫をして懸命に生活を送っていました。体のハンディキャップを物ともせず、笑顔でモノづくりと真剣に向き合う彼女たち。
当時のインドネシアは、ハンディキャップを持った女性が働くことが難しかった時代。そんな状況を少しでも変えられる、小さな一歩になることを願い、彼女たちと共にibuibu Factoryという工房を立ち上げました。
About Indonesia
ibuibu Factoryを立ち上げたインテリアショップKAJA、注文住宅KAJA DESIGN、
そして本社である大熊工業が魅了されるインドネシアは、
リゾート地として有名なバリ島をはじめ豊かな自然が息づく場所。
訪れる人々の心を解放し、癒しを与えてくれます。
インドネシアはリゾート以外にも、たくさんの魅力を持っています。
その一つは、その土地から生まれる豊富な自然素材。
天然の木材や石材は、熟練の技術を持つ職人によって、家具やアートへと生まれ変わります。
KAJAやKAJA DESIGNではそれらインドネシアの素材を取り扱っています。
また、親日国であるインドネシアの人々は、親しみやすく協力的なことも特徴です。
大熊工業のモノづくりは、こうしたインドネシアのスタッフや職人たちに支えられています。
だからこそ何かインドネシアの人々の役に立ちたいという思いがあり、ibuibu Factoryを続けています。
現地でのクオリティコントロールや仕入れ交渉に尽力してくれる頼もしい仲間。KAJA、KAJA DESIGNにとって、なくてはならない存在。ibuibu Factoryとの業務やり取りも手伝っている。
注文住宅のKAJA DESIGNで、建材として使用する石材を加工する工場。KAJA DESIGNは、立ち上げ当初から同じ工場で買い付けを続けている。ハードな仕事内容にも関わらず笑顔で仕事をする職人の様子が印象的。
インテリアショップKAJAでは、インドネシアに提携家具工場がいくつかあるためオリジナル商品から、ここでしか出会うことのできない一点物やアンティークなど、目的に応じて仕入れができる体制を構築している。
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