
大都市ジャカルタから自然豊かで長閑なジャワ島の奥地へやってきました。
展示会に合わせてインドネシアに向かったバイヤーチームですが、ジャワ島内のKAJA事務所・倉庫でも仕事が待っています。この機会に合わせて仕上げるように、いくつか製作依頼をかけていた家具の検品です。

こちらは、L字型に配置するデスクキャビネット。
デスクとキャビネットの天板が接触する恐れがあるため、隙間に何かしらの緩衝材が必要と判断。いくつかの方法で再調整することにしました。

バスケット付きのコートハンガー。
見た目は問題ないものの、コンパクトさを優先させたため実用性に懸念があり。配送のしやすさ、持ち運びに利点があるものの、具体的な使用場面を想定し直すことに。

スモールキャビネット。
扉にラタンを入れた人気のシリーズ。こちらは概ねイメージ通りの仕上がりでした。サイズの微調整を行い、再度サンプル製作します。

ミニシェルフ。
玄関先や窓下に置く想定の飾り棚。見える収納としても機能させたいため、細かなデザイン違いで作製しました。見比べつつ、微調整を行い再検証します。

あれ、全部再検証という結果になりましたが、1回目のサンプルで決まるほど家具作りは簡単ではなく、検証に検証を重ねて本採用となるので、今回も想定内の結果ということです。

紹介したのは一部で、とりあえず作ってみたから確認してみて、というたくさんのサンプルが並んでいました。
インドネシア語で「試してみる」は「Coba(チョバ)」と言います。「ちょっとやってみる」といったニュアンスで使われます。インドネシアでは、じっくり計画して行動に移すことより、まずは気軽に挑戦する、試してみるという「Coba」の精神が大切にされています。とりあえず、やってみよう!って感じですね。

さて、次は展示会には出ていなかったローカルな家具工房に向かいました。ここはKAJA倉庫から近く、付き合いの長い家具メーカーです。1点ものの家具が多く、倉庫内に並べられたそれらの家具からいくつかはそのまま買い付けます。

もう何度もこの工房は訪れていますが、その度にラインナップが変わり、新たな発見があります。なので、インドネシアに行くたびに、ここのメーカーは必ず立ち寄るほどです。
レリーフの入ったコンソールテーブルに、古材の風合いが全面に出たキャビネットなど、今回もいくつか買い付けました。

ここ最近、ラタンを扉に使ったキャビネットに人気があり、この工房でも似たキャビネットを製作していました。KAJAではカゴメ編みのラタンを扉の一部に使用していますが、ここではランチョンマットによく使用する目積編みのラタンを使用していました。このデザイン自体はインドネシアの他のメーカーでもよく見るので、珍しいということはないのですが、目積編みラタンは他では見ないタイプです。

デザインは良いものの、そのままのサイズだと日本の一般住宅には大きすぎるウッドソファを発見。こちらはそのまま買い付けるのではなく、新たにリサイズして製作してもらうことにしました。

古材を使った家具においては信頼度の高いメーカーです。新規で製作依頼するとなれば、細かな部分まですべて指定していきます。

これにて今回のインドネシア出張は無事終了です。いくつかのサンプルに進展があり、新規の家具製作もスタートしました。
買い付けた商品は順次入荷されます。ぜひ入荷情報をチェックしてもらえたら嬉しいです。