
インドネシアの国際家具エキスポ(IFEX)2日目です。既に取引のあるメーカーのブースを訪れました。
ちょうど昨年の展示会から取引を始めて、これまでにポロスダイニングチェア、ハルモニダイニングテーブル、エレナソファなど新作家具を製作してきました。

ブースにはポロスダイニングチェアが並べられていて、よく見たらスタッキングされていました!スタッキングできるタイプではなかったのですが、試作してくれたようです。
スタッキングできると便利ではありますが、見た目は元より強度が改悪されていないか、しっかり確認します。大きな問題はなさそうだったので、試してみることにしました。輸送の状態もしっかり確認する必要があり、販売はまだ先となりますが、今後の展開に期待できそうです。

チェアに関しては布座タイプを新たに検討していたので、KAJAのオーダーしている型で座面を布にできるか相談しました。メーカー既存の布座チェアを試しつつ、クッションの厚みや構造をチェック。さらにファブリックサンプルを合わせて全体のイメージを固めていきます。


続いてはソファです。
新作ソファがいくつか展示されていたので、チェックしました。その中で、丸みのあるウッドフレームの一人掛けタイプのソファが目に止まりました。

フレームは太すぎない絶妙なサイズで、見た目にも収まりが良い上、安定感があります。フレームの丸みを帯びた曲線は柔らかい印象とともに余白を感じさせるデザインです。
バイヤーチーム全員で意見を出し合いながら、こちらのソファを元に2-3人掛けのサイズを新しく開発することにしました。

座面はもう少し厚く、中材を増やし、ボリュームを出して、カバーリングも指定。KAJAオリジナルソファとして製作するつもりです。うまく進めば新作ソファの登場となりそうです。

さらに建築事業部KAJA DESIGNが那須に計画しているブランド体験型モデルハウスYUNIに使用するオーダー済みの家具の進捗確認も行いました。
展示会では新規の顧客を取りたいだろうに、続く私たちの商談。それでも丁寧な対応、誠実で前向きな姿勢にメーカーとの信頼関係が積み上げられていくのを実感します。

YUNIの家具はYUNI専用の完全オーダーでKAJA DESIGNの贅を尽くした空間に並ぶスペシャルな家具です。こちらは一般販売の予定はありませんが、オーダー事例として紹介する機会をぜひ楽しみにしていてください(2025年夏のオープン予定です)

続いては、会場内のファブリックメーカーを周りました。既存ソファの新規カバーリングのためです。
昨年から出始めていたふわもことしたブークレ生地は、今年も多くのメーカーが取り扱っていて、もはや定番と言えそうです。

いくつかサンプル帳をもらうことができたので、これで具体的な交渉が進みそうです。
ファブリックに関しては、画像で送ってもらっても、やはり実物を見ないことにはオーダーまで踏み込めません。これでまた季節感の出るカバーリングのバリエーションを増やせそうです。

冬のような寒さが残っていた初春の日本から、夏のようなジャカルタの暑さの中、インプットにアウトプットに忙しく会場内を歩き回った2日間でした。

さて、次回はジャカルタを出て、KAJAの本拠地ジャワ島東部へ。展示会には出展しない既存メーカーの工房チェック編です。お楽しみに。