こんにちは。前回に続きお花のお話です。
今日のテーマは「蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)」
アジアンテイストを演出するのによく使われるモチーフですね。
でも蓮と睡蓮は違うお花だということ知っていましたか?
蓮も睡蓮も同じ水生植物で、育つ環境や花姿が似ていることから、過去は同じスイレン科に分類されていたそうです。
しかし、近年ではDNAの塩基配列や花粉構造などを調べた結果、違う植物として位置付けられているんです。
こちらはスイレン↑
いくつか違いがあるそうですが、まず葉っぱが水を弾きません。
花びらは細長く、先端が尖っています。
また比較的、水面近くでお花が咲きます。
一方、こちらがハスの花↑
葉っぱが水を弾きます。
花びらは、ちょっとふっくら。
水面より高い位置に咲きます。
ハスの根が、レンコンになります。
これらの画像はすべて、インドネシアにて、撮った写真です。
ハスの花の歴史は古く、古代インドや古代エジプトでも、記録に残されていて、何かしら象徴的なものとして扱われています。
現に、ヒンドゥー教では、今でも純粋さや善性の象徴とされています。
仏教でも仏様の智慧や慈悲の象徴として、大事にされています。
インド、ベトナム、スリランカの国花でもあるんです。
何かの象徴に使われる、独特の魅力があるのは、わかりますよね。
と、様々な国で愛されているハスの花。
癒しのリゾートインテリアにもおすすめのモチーフです。
KAJAのアイテムにもそんなハスデザインがあります。
受注生産ですが、石柱ランプにハス(ロータス)柄。
こちらのペンダントランプもロータス型。
日本でも今の季節が見頃の蓮と睡蓮。
KAJAの近くでは、神代植物公園(蓮)や善福寺公園(睡蓮)なんかがおすすめです。
美しい花に癒されて、リゾート気分に浸ってみるのはいかがでしょうか。