こんにちは。久しぶりの更新になりました…コラムです。
今年最後のコラムなので、今日のテーマは縁起物について。
最初の画像は、バリ島のお供え物チャナン。
お祭りでなくても、家や職場、店などでお供えをする習慣があるバリ島のひとこまです。
そう、KAJAの商品は主にインドネシアから買い付けているものが多いのですが、東南アジアの国々ではどんな縁起物があるのでしょうか。
まずはこちら、夫婦円満、結婚式のお祝いに送ることもあるというバリ島の男女ペアの人形です。
名前は「ロロブロニョ」
夫婦円満の他にも、千客万来の縁起の良い象徴として飾られることもあるそうです。
ロロブロニョと検索すると色々な表情のものが出てきて楽しいですよ。
続いて、カエル。
農耕民族であるインドネシア人にとって、カエルは豊作や雨を降らす神の使いとされています。
アジアの雑貨にカエルモチーフが多いのは、そのせいなのですね。
こちらは、インドネシア、バティックに描かれた蝶々ですが、
蝶は、仏教では「新しい自分になる」「美しく強く変身する」という意味で、
縁起があるとされています。
日本でも古くから長寿や子孫繁栄の印とされ、結婚衣装に使われることも多いそうです。
華やかなイメージがしますしね。
続いて鳥のモチーフ。
夜明けに鳴き声を上げるニワトリは、暗い闇を払って、明るい太陽を呼び出すパワーがあるそうです。
ニワトリに限らず鳥を縁起物としている地域は多く、世界中で知恵の象徴とされているフクロウや、平和の象徴として鳩、日本では長寿の象徴とされている鶴など、ありますね。
なんとなく空を羽ばたく鳥に縁起があると考えるのは、わかるような気がします。
最後は、ガネーシャ。
言わずと知れたヒンドゥー教の神様で、商売繁盛や学問、医術など、オールマイティな神様です。
新年に向けて、お部屋に縁起物を飾って福を呼び込みたいもの。
みなさま、良いお年をお迎えください。