こんにちわー
ずいぶんとご無沙汰しておりましたタカブーでございます。
今日はスタイリストらしく、たまには皆様に役に立つ情報を流そうとおもいます!(笑)
テーマは「自分でも簡単にできるインテリアコーディネート」と言う事で、その中で重要になってくる
「色味の扱い方=カラー理論」についてお話します。
「色」は私たちが普段生活する中で沢山溢れていますが、その色達を上手に使いこなす事で
私たちの体や心のバランスをより良い状態に保つ事もできるんです☆
例えば、体がしんどくて、少しでもリラックスして体を休めたい時は、リビングや寝室に「青・緑」といった
寒色を持ち込むと、心拍数を下げる効果があると証明されていますので、リラックス効果が期待されます。
又、食欲が最近無く今一つ元気が出ないという方は「赤・オレンジ」と言った暖色を例えば、ダイニングエリア
(キッチン内やダイニングテーブルの上のテーブルコーディネート)に用いれば、この暖色は寒色と逆に
心拍数を上げる効果あり活力が湧いてくるとも言われています。
これはあくまでもメンタル的な効果の事で、実際に空間を綺麗に見せる色の扱い方にはある「法則」がありますので
ご自宅でも是非試してください。
このリビングルームですが、かなり開放的に見えると思いますが、単純に部屋が広い訳では無く、色のテクニックと
レイアウトのテクニックが隠れているのです!
では、どういう色のテクニックが使われているのか?検証してみましょう☆
まずはリビングの両サイドに黒のTVボードとソファがありますが、ここが一つ目のポイントです。
日本の住宅は大体、壁の色が白ですよね? その白の壁に対して反対色の黒に近い家具を壁に付けて置いて
あげると黒が引き締めの効果となり、色のメリハリができ、空間に奥行があるように視覚効果が働きます。
2つ目のポイントは空間の真ん中に置いてあるリビングテーブルです。両サイドのTV台とソファの暗い色味の物
に挟まれている形になっていますが、ここがポイントなんです!
空間の中心に向かって色が薄くなっていくと上から空間を見た時に延床面積を広く見せる効果があります。
そして3つ目のポイントが空間の高さを強調する為のトリックですが、これはこの写真をみて頂ければ、もうお気付き
だと思います。 床のコンクリートのダークな色味からラグの多色使い、その上の色味の薄い木材のテーブル、
仕上げに白いシーリングランプがあり床から天井に向けて段階的に色味が薄くなっている事に気が付きましてでしょうか?
この色味のバランスが天井をより高く開放的に見せる効果があります。
今お話ししました3つのポイントが空間カラーコーディネートのベースとなってきますので、模様替えや引越しのタイミングで
お部屋を綺麗に見せる為にチャレンジしてみてください☆