リゾートホテルのインテリアに、欠かせない南国の花。
今日は、お花についてです。
KAJAの家具を製作しているインドネシアでは、地元の生花市場にたくさんの色と種類の花が並びます。
これらの花は地域の人たちが使うもので、花は宗教的、社会的な行事には欠かせません。
特にバリ島では、真っ赤なセンニチコウ、ハイビスカス、フランジパニなどの花々が神様への供物として用いられます。
熱帯地方の島では一年中多くの花が咲くので、贅沢なあしらいが簡単にできるほど、身近なものとなっています。
例えば、大きな水鉢に、美しく芳しいチュベローズをいければ、見た目の鮮やかさに加え、ほのかな芳香が漂い、景観に色と香りを作り出します。
エキゾチックな趣を演出するのに、鮮やかな花の色が果たす役割は大きいものです。
生花を使ったインテリアデコレーションは、日本では贅沢なものですが、リゾートを味わうには、やっぱり生の花を使いたいもの。
透明なガラスに花をいけるだけで、一気にリゾートホテルのような印象を与えてくれます。
花の命は短いものですが、そんな儚さも含め、花を飾るということは、日常の中に特別な時間をもたらしてくれます。
とはいえ、日本では生の花はやはり高級です。
そし季節によっては、手に入らないときもあります。
そんなときは、造花を使うのもひとつの手です。
手入れも必要なく、長持ちする造花。
さりげなくインテリアに溶け込ませることで、少しだけリゾートを感じられる空間に。
楽園の花が、インテリアに色をプラスしてくれることは間違いありません。