はじめに
7/31から約1週間、インドネシア出張に行ってきました。
現地工房まわりや買い付けをしながら、インドネシアの生活を覗き、その文化に触れてきました。
この場を少しお借りして、私たちが感じたインドネシアの魅力などをお伝えできたら、と思います。
さて、早くもVol.2です。
Vol.1から、3週間経ちました。
前回の投稿時、帰宅途中に
「天さん!事件だよ!トゥクトゥクじゃないよ!ベチャだよ!」
と、上司からLINEがあり、慌てて、修正しました。
こちらその前回の記事になります。
ずっと、調布にあるベチャを、トゥクトゥクだと思っていました。
勉強も、間違って覚えると大変ですね。
ベチャにのり、サテ カンビンを食べた翌日、私たちは、元気いっぱい工房めぐりを始めます。
各工房内は、大人の事情でお見せできませんが、どの工房の職人たちも集中して取り組んでいました。
KAJAの商品の中で、長年作り続けているものは、定番商品として、
スタッフの意見や考え、またはお客さまの声を反映させながら、育ててきたものばかりです。
工房内や、お店などには、デザインがおしゃれだったり、安く手に入るものが、たくさんあります。
しかし、それだけでは、日本で実際に使用する際に、難しい事が多いのが事実です。
それが、部屋の大きさに合わないサイズだったり、丈夫な構造ではなかったり・・・
長く愛着を持って、使っていくためには、私たちが、間に入り、インドネシアの家具に、工夫をする必要があります。
かっこよくまとめると、私たちKAJAスタッフは、インドネシアとお客様を繋ぐ、架け橋なのです。
そうです、架け橋なんですね。もう、すごいかっこいいですね。
イイね!ボタンありがとうございます。
工房まわりをしていて、多くの感動がありましたが、その中でも
「素材」と出会えたことは、とても印象深いです。
テーブルにしろ、ソファにしろ、加工前の素材には、日本にいるだけでは、出会えないと思います。
KAJAの定番ダイニングテーブルをはじめ、多くの家具に使用されているチーク材
まだ若い木だと思いますが、はえていました。
ちなみに、KAJAで使用しているチーク材は、ほぼ古材を使用しています。
元々は、家の柱だったり、船体の一部だったり、、、
家具としては、若いですが、木としては、長い間利用されていて、乾燥にも強く、変化のすくないのが、特徴です。
工房には、チーク材をふくめ、様々な古材や材木が、置いてありました。
材木以外にも、KAJAには、他では珍しい素材を使用しています。
その1つが、この「ラタン」です。
太さが様々ありますが、KAJAのソファで使用される太めのラタンはとても堅牢、丈夫なのです。
工房を訪れた際に、そのスピーディーな職人技を見せてもらいました。
ちなみに、このラタンは、チェアにも、使用されます。
チェアを主につくる工房では、ラタンを曲げる工程を見せてもらいました。
高温の蒸気で、ラタンを柔らかくしたあと、曲げていきます。
普段から、曲がっているものを目にしている私たちは、
ラタンを、曲げることがどうってことない作業だと思っていました。
チェアができるまでの間の作業の1つ1つに、人の手がはいり、完成していく。
目に見えていない当たり前のことを、忘れずに、伝えていこうと改めて感じました。
いくつかの工房を、3日間かけてまわり、元気いっぱい※一部を除き、バリへ向かいます!
今回は、
素材について、お話しさせていただきました。
次の投稿は、バリのお話しです。
どうぞお楽しみに。
調布店:大竹