今日はバリ島の屋根のお話から。
この茅葺き屋根、草をふいたバリ島に昔からある屋根で「アランアラン 」と言うそうです。
単語を2つ繰り返すのはバリ語の特徴ですね。かわいらしい。
このアランアラン 、特にオープンタイプのあずま屋などに使われています。
自然素材を上手に使って、涼しさを演出するとともに、風通し良くするため古くから使われています。
日本の茅葺き屋根と異なり、オープンタイプの建物の屋根に使われることで、
なんとも涼しげな印象を与えてくれます。
ここのところ、日本の温泉宿でも屋外スペースを有効活用するリゾートホテルのような設えが見られます。
贅沢な気分にさせてくれる演出となっているようで、屋外家具もよく見られます。
そして、ご自宅でもテラスやバルコニーに屋外家具を置かれる方が増えてきたように思えます。
ご自宅で気軽に開放的な空間を楽しめたら、それは贅沢なことです。
ただ日本では、屋外空間を心地よく楽しむには季節が限られています。
ここが少し残念というか、もったいないとお思いの方も多いかもしれませんね。
けれど、その限られた時間があってこそ、贅沢を楽しめるのではないかとも思えます。
そして、四季それぞれの心地よさを感じながら過ごせることは、もしかしたら一番贅沢なことかも。
バリ島はじめ南国地域の人々は、年中暖かな気候から、外と内の区別もゆるやかで、
それが開放的に見えることはもちろん、その大らかさがまた魅力的です。
あまり細かなことは気にせずに、今年の夏はご自宅で屋外家具デビューして見るのもおすすめです。
リゾートの暮らしに近づけるかも。
KAJAでは、そんなガーデンスペース用のアウトドアファニチャーも取り揃えています。