こんにちは、春の暖かさにひと安心しているオンライン担当です。
ちょっと前まで寒い寒いと言っていたのに、ようやく春めいた暖かい日が続いていて嬉しいです。
前回に続き、今回もミラノサローネの様子をお伝えしたいと思います。
とにかく、たくさんのインテリアに触れた1週間。
お伝えしたいことがまだまだあって、しばらくはミラノネタが続くかもしれませんが、ご容赦ください。
サローネ会場は東京ドームの11個分だそうで、本当に広い、広い会場でした。
なので主要なブランド、気になるブランドをピックアップしての視察でしたが、今回気になったのは丸みのある家具。
やわらかな形がとても多く目につきました!
ソファに合わせるローテーブルも丸型が多いこと。
最近の傾向として、強く感じたのは、”ボーダーレス”であるということ。
例えば、自宅とオフィス。
それぞれの境目が曖昧になり、オフィスでも自宅のようにリラックスできる空間が求められています。
日本でもその傾向は感じますよね。
そんなどこでもリラックスした空間、心地よさを求める傾向から家具の形もキリッとしたものより、柔らかさを感じるデザインが多く見られているのだと思われます。
他にも、アウトドア家具とインドア家具の区別。
これもゆるやかに混ざり、屋内外兼用の家具が目立っています。
そして、その傾向はスタイルそのものにも感じられます。
アジアンスタイルや北欧スタイルなどスタイルにこだわる見せ方よりもミックスされたコーディネートが増えている。
ミラノサローネでもそんな印象を受けました。
どこの国のメーカーなのか、すぐにわかるブースはもはやありません。
かくいうKAJAも、物作りのベースはインドネシアですが、良いものはどんどん取り入れて、アジアンミックスな個性を出していきたいと考えています。
だからこそ、ミラノサローネだったのです。
境界線をピッと引いて区別することなく、ゆるく柔軟に取り入れる。
そういう傾向は決して悪くないと思います。
そんな意味でもやさしい曲線、丸いテーブルは、安心感がありませんか。
丸いテーブル、KAJAでも多く取り扱っているので、今テーブルを探している方はぜひご検討くださいね…
では、また次回。
オンライン担当:須賀