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コラム
2019.11.23

先輩バイヤーの苦労を実感! 初めての買い付け

湘南平塚店勤務のバイヤーアシスタント鍋谷です。

前回に引き続き、バリの研修&買い付けエピソードをご紹介します。

アジアン家具KAJAバイヤー初めての買い付け

出張先では、センスがいいセレクトショップをできるだけ多く見て回り、インテリアのトレンドをしっかりキャッチ。

そうしてアップデートした情報は、日本にいるスタッフと共有し、今後の商品開発や販売戦略に生かします。

バリには、流行に敏感なオーストラリアバイヤーはじめ欧米人オーナーが経営している洗練されたセレクトショップが数多くあり、そのお店のディスプレイを見れば、欧米の最先端のインテリアトレンドを知ることができます。

デンパサール空港(ングラ・ライ国際空港)から車で30分ほどの場所にあるスミニャック地区は、そうしたセレクトショップが集まるエリア。

ここ数年、おしゃれなスポットといえばチャングー地区が注目されていましたが、インテリアのトレンドを知りたいのであれば、やっぱりスミニャックです。

東京の街に例えるなら、スミニャックは表参道、チャングーは原宿というところでしょうか。

アジアン家具バリ島の様子

今回、スミニャックのセレクトショップをチェックして感じたのは、モノクロをミックスさせた洗練されたナチュラルスタイルからBOHOスタイルの人気が続きそうだなということ。

KAJA各店においても、「リゾートのある暮らし×BOHOスタイル」のディスプレイを展開し、KAJAらしい提案をしています。

ぜひ、旬のインテリアトレンドを体験しにいらしてください。

さて、今回のエッセイの本題はここから。

実は、このバリ出張は、私の記念すべき“初めての買い付け”でした。

先輩バイヤー和田の温かいサポートを受けながらの買い付けでしたが、いく先々で予想外の洗礼が待ち受けていました。

そのほんの一部をお話ししたいと思います。

アジアン家具KAJAバイヤー品定の様子

今回の大きなミッションは、KAJAの人気商品バリクッションの生地選び。数量は、なんと1000枚!

買い付け先は、KAJAとはもう長い付き合いのテキスタイルショップです。

大船に乗ったつもりで店内に足を踏み入れたのですが、まず、天井まで高く積まれた色とりどりの生地の壁に圧倒されました。

どうやら、色や柄で整理されている様子はなく、無秩序に積んだだけのようです。

「この中から選ぶの?」

一瞬、途方に暮れてしまいました。

アジアン家具KAJAバイヤーの生地選び

気を取り直し、気になる生地を引っ張り出しては広げ…を繰り返し、候補をピックアップします。

「すいません、この生地で40cm×40cmを200枚作りたいんですけど」

「ああ、それは生地が少なくて数枚しなかできないよ」

「じゃ、こっちは?」

「ああ、ごめんね。それも10枚くらいかな」

「……」

そんな会話の繰り返し。

事前に1000枚のオーダーをしたいので…と、日本から連絡していましたが、生地の種類は多いものの、長さの足りない生地も多いこと、多いこと。

アジアン家具KAJAバイヤーの選んだ生地

めげずに、生地選びを進めます。

「この黄色の生地の在庫はありますか?」

「ああ、それはありますよ!…はい、これ」

「!? これは違う生地ですよね。欲しいのはこっちの鮮やかな黄色で…」

「いや、同じ色の生地だよ」

「違います!」

「じゃ、こっちが同じものだ」

「それも違います…」

なぜか、こちらの指定した生地と同じだと言い張る店主。

いつまでも平行線なのですが、相手に悪気がないのがまた悩ましい。

そんな私を横目にニンマリしている先輩バイヤーの和田に助けを求めると、

「インドネシアの買い付けでは、どこのお店でもよくあること。なかなか思う通りにオーダーができないこの歯がゆさがわかってもらえて嬉しい…!」と。

和田の話では、生地選びがうまくいっても、オーダーしたものが素直に納品されないことも多々あるとのこと。

例えば、違うお店でテーブルランナーを買い付けた時のこと。

長さ150cmのテーブルランナーをオーダーしたところ、念には念を押してサイズを確認したにも関わらず、なぜか180cmのものが届いたのだとか。

単位はミリではなく、センチです!

どこでそうなってしまうのでしょう。

日本では考えられないことです。

“初めての買い付け”で感じたのは、まずはこちらがインドネシアの人民性や文化に寄り添い、理解をしなければ、お互いにストレスを感じる取り引きになってしまうぞ…ということ。

今まで、ショップの店頭に立っていると、バイヤーの発注通りにお店に納品されないのはどうしてなんだろうと思っていましたが、今回の買い付けでバイヤーという仕事の苦労が少しだけわかりました。

和田さん、いつもお疲れ様です!

アジアン家具KAJAバイヤーとバリ島のショップオーナー

さて、こうした洗礼にもめげず、買い付けはまだまだ続きます。

インドネシアならではの動物をモチーフにしたオブジェもオーダーしてきました。

アジアン家具KAJA象のオブジェ

こちらはラバストーンを使った象のオブジェ。

エステやスパのコーディネートに映えるエスニック感あるオブジェです。

アジアン家具KAJA馬のオブジェ

馬のウッドオブジェもオーダー。

インテリアのアクセントになりそうなインパクトあるオブジェです。

さらに、樹脂を流し込んだウッドボウルもオーダー。

ウッドに異なる素材を組み合わせ、マーブル状にデザインするのはここ最近の流行のようです。

そして、皆さんにいち早くご覧いただきたいのが、ある雑貨店で見つけたおしゃれな小物入れ。

実は、和田も私もともに一目惚れし、満場一致で在庫があるだけ買い付けました。

観音開きの小さな扉や引き出しが可愛らしく、細やかな模様が日本の寄木細工のようです。

おおよそ高さ25cm×幅20cmとコンパクトですが、棚の上などにさりげなく置くだけで、印象的な空間にしてくれそうです。

アジアン家具KAJA買い付けたウッドボックス

他にも、注目のBOHOスタイルのアクセントにもなりそうな、インパクトのある雑貨をたくさん買い付けてきました!

もうすぐ届き始めるので、12月中頃以降KAJA各店でご覧いただける予定です。

ぜひ、遊びに来てくださいね。

アジアン家具KAJAバイヤーのバリ島買い付け日記

さて、次回はバイヤー岡田から、新作家具の買い付け様子をご紹介します。

どうぞ、お楽しみに。


2019.11.23 10:00 DIARY

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