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コラム
2019.11.09

上質な空間は引き算のインテリアから

和田:みなさんこんにちは。調布店に勤務している雑貨バイヤーの和田です。

さて、先日、バイヤーアシスタントの鍋谷とともに、研修&買い付けのためにバリに行ってきました。

そのバリ出張の様子を2回にわたりお伝えしていきます。

アジアン家具KAJAバイヤーのインドネシア旅

アジアン家具KAJAバイヤーのインドネシア研修

鍋谷:初めまして! 湘南平塚店勤務のバイヤーアシスタント鍋谷です。

和田:鍋谷さんは、今回が初の買い付け出張でしたね。

鍋谷:はい。何かと驚きの連続でした。

その買い付けのご報告は次回のエッセイにとっておくとして、今回は、研修を兼ねて滞在したバリのホテルのインテリアについてご紹介したいと思います。

和田:KAJAのバイヤーは、海外出張の際、家具や雑貨がセンス良くコーディネートされているリゾートホテルに泊まることにしています。

それは、インテリアのトレンドやディスプレイテクニックをチェックし、買い付けやお客様への提案に活かすため。

ホテルでゆったり過ごすためではなく、バイヤー研修を兼ねたものなのです。

アジアン家具KAJAホテルも研修

鍋谷:今回泊まったホテルは、なかなか個性がありましたね。

インドネシアのトラディショナルなリゾートスタイルを継承しているウブドのホテルと、トレンドをうまく取り入れたスミニャックのホテルでは、インテリアのスタイルが全く違いました。

でも、日本のお家で真似できそうなディスプレイもたくさん見ることができ、とても参考になりました。

アジアン家具KAJAウブドのホテル

トラディショナルなリゾートスタイルを感じさせるウブドのホテル

アジアン家具KAJAスミニャックのホテル1 アジアン家具KAJAスミニャックのホテル2

トレンドを意識したモダンな雰囲気のスミニャックのホテル

和田:早速、バリのホテルから学んだディスプレイのポイントを紹介していきましょう。

鍋谷:どちらのホテルにも、KAJAでも扱っているような雑貨がたくさんディスプレイされていましたね。

カジュアルに飾りたくなるような小さな置物も、品良く飾られていたのが印象的でした。

和田:確かに。

例えば、日本でいうこけしに似たトラジャオブジェは、いろんな要素と合わせてディスプレイしがちだけれど、ホテルではシンプルに飾ることで、とても上品に見せていました。

トラジャオブジェは一見可愛らしく見えるけれど、ライムストーン(石灰岩)で作られていて、重厚感もあるので、実はラグジュアリーな雰囲気に仕立てることもできるのだとハッとしました。

アジアン家具KAJAホテルのディスプレイ参考

鍋谷:こんな風にガラスをはめ込んだニッチの中に飾ると、トラジャオブジェが尊く特別な置物に見えてきます。

和田:余計なものは置かず、トラジャオブジェ自体が持つ世界観にフォーカスしていましたね。

“引き算ディスプレイ”のお手本と言ってもいいのかも。

鍋谷:トラジャオブジェ以外にも、空間を生かし、シンプルに飾ったオブジェや雑貨をよく見かけました。

さらに、照明を駆使してより存在感のあるシーンに見せる工夫もされていました!

和田:飾り棚やニッチの天井にダウンライトを設置すると、一気にラグジュアリーな雰囲気になりますね。

“引き算ディスプレイ+照明”は、KAJAのお客様にも、ぜひ挑戦していただきたいテクニックの一つです。

アジアン家具KAJAホテルのディスプレイ参考2

アジアン家具KAJAホテルのディスプレイ参考3

鍋谷:あと、人や植物などをモチーフにした手彫りのレリーフはKAJAでも扱っていますが、リゾートホテルのインテリアでは欠かせないアイテムなのだと思いました。

ウブドのトラディショナルなスタイルのホテルにも、スミニャックのモダンなインテリアのホテルにもレリーフが飾られていて、空間のアクセントとして良い仕事をしていましたね。

和田:ウッディな壁と大理石の床の組み合わせがラグジュアリーな雰囲気を漂わせるウブドのホテルでは、天蓋ベッドの奥の壁にさりげなくレリーフが飾られていました。

カーテンの隙間からチラリと見える、細やかな手彫りが部屋の優しいアクセントとなり、どこかぬくもりも感じさせてくれます。

アジアン家具KAJAホテルのディスプレイ参考4

アジアン家具KAJAホテルのディスプレイレリーフ

鍋谷:一方のスミニャックのホテルではシンプルな壁に、レリーフをバーンと飾り、アートとしてしっかりと見せるスタイル。

手彫りの美しさが際立ち、モダンで上質なリゾート空間の演出として効果的でした。 アジアン家具KAJAホテルのディスプレイレリーフ参考

アジアン家具KAJAホテルのお部屋

和田:凝った手彫りのレリーフはインパクトが強いアイテムですが、それぞれのホテルのインテリアスタイルにうまく溶け込んでいて…。

日本のお家でも、部屋の雰囲気をぐっと高めるアイテムとして、もっと取り入れても良いのではないかと思いました。

今後、KAJAでも、存在感のあるレリーフの品揃えを充実させていく予定です。

バリでの刺激をお客様と共有しながら、レリーフを取り入れたワンランク上のインテリアを提案していきたいですね。

鍋谷:今回の出張で、ホテルの居心地の良さは、引き算のインテリアから醸し出されるものなのだと実感しました。

こうした経験を、売り場のディスプレイにも活かしていきたいです。

みなさん、バリリゾートのエッセンスが感じられるKAJA各店に、ぜひ遊びにきてくださいね。

和田:さて、次回は、鍋谷さんの「はじめてのおつかい」ならぬ、「はじめての買い付け」のエピソードをご紹介します。

どうぞ、ご期待ください。


2019.11.09 10:30 DIARY

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