こんにちは。
KAJAのインドネシアスタッフで、アンディとともに買い付けのサポートをしているリサです。
前回に引き続きインドネシアよりお届けします。
家具や雑貨など、現地でいろんなアイテムの買い付け・製作サポートをしてきましたが、特に個人的に気に入っているのが、CHISTA(チスタ)のオールドチークダイニングテーブルです。
シンプルなデザインながら、チーク材の表情を生かした上質なテーブルです。
CHISTAを製作しているジャワ島の家具メーカーは、そこまで大規模ではないですが、開けた倉庫で黙々と職人たちが作業している風景が印象的です。
腕利きの職人さんが集まる工房としても知られています。
もともとCHISTAシリーズの家具は、チークの古材にインドネシアの伝統的な彫刻をあしらったレリーフ(浮き彫り)が特徴。
しっかりとした造りの家具に仕上げる技術もさることながら、細やかな浮き彫りを得意とする職人も揃っている工房なのです。
インドネシアならではの洗練された美しさを纏ったCHISTAのテーブルには、他の家具にはない風格を感じます。
他にも、ルーツテーブル、古木ダイニングテーブル、アマゾンテーブルなど、チーク材を使った家具がとにかく好きです。
なぜなら、チーク材はインドネシアが誇る最高の木材だからです。
チーク材は、インドネシアには欠かせない資源。
時に、チーク材がこの国の文化を作り、経済さえも動かしてきたという背景があります。
そうしたことから、チーク材への思い入れは深く、質の良い素材とインドネシアの技術を結集して形作られた家具を愛さずにはいられないのです。
私は、CHISTAを始め、自信を持って送り出した商品の数々が、日本の皆さんの暮らしに寄り添っていることに、とても幸せを感じています。
それは、私たちが現地で奔走し、積み上げてきたことが、良いものづくりに貢献できていることを意味するからです。
KAJAの商品が、日本で認められていることは、これからもインドネシアの人々の暮らしをサポートすることにつながり、現地の職人に新しい技術を教えられるということでもあります。
そして、私たち自身も、日本の新しいアイデアを学び続けることができるのです。
私たちは、そのアイデアを形にするサポートができることに、何よりも喜びを感じていますし、これからもその役割を担っていきたいと思っています。
前回、アンディがお伝えしたように、日本のスタッフとはとても良い信頼関係を築けています。
実は、KAJAの日本スタッフの計らいで、幾度が訪日したことがあります。
KAJAの本店がある東京はとても都会的で、清潔で、騒がしいですが(笑)、日本人は優しいし、謙虚だし、礼儀正しいし、我々インドネシア人にも敬意を持って接してくれます。
私は、心から“Arigatou Gozaimasu minasan”とお伝えしたいです。
私たちは、この先、KAJAのビジネスが成功し、より質の良いものを生み出せるように、店舗を増やせるように、さらに有名なブランドになるように! と願っています。
そして、私たちインドネシアと日本の関係が、仕事だけでなく家族のように長く続くことも。
最後に、いま製作中の家具について、最新のミニ情報をお伝えしたいと思います。
今は日本へ送り出すコンテナの積み込み作業の真最中で、2つの異なる地域にあるメーカーからの積荷を抱えています。
これから日本に送り出すのは、例えばこんなアイテムたちです!
日本での販売展開は5月頃になるそうです。
みなさん、どうぞお楽しみに!