こんにちは。
今回のコラムは、布の取り入れ方について。
それも、アジアンリゾート流。
アジアの布は、そのエスニックな雰囲気とハンドメイドのぬくもりが安らぎを感じさせ、リゾートテイストを演出するにも多く使われます。
ただ、個性が強いアジアの布をどんな風に取り入れたら良いのかと困ることも。
そこでリゾート流、布の取り入れ方をシーンごとにご紹介したいと思います。
まずはベッドルームに。
アジアの布は、その美しさを楽しむため、壁に飾り、
インテリアデコレーションとして楽しむのが一般的。
布を飾るためのハンガー、イカットハンガー・バティックハンガーを使うと、よりリゾート流のコーディネートが仕上がります。
壁に飾るほか、ベッドの足元に一枚入れると、より豪華な印象になります。
この足元のカバーは、もともとは、欧米で靴を脱がずにベッドに上がる際のカバーとしての意味がありましたが、今ではリゾートライクな雰囲気を出すのに、よく用いられます。
続いて、リビングシーン。
リビングシーンではやはりソファカバーとして、
お部屋の色のアクセントに布を使うのがオススメです。
全面を覆わずにソファにかけて、リビングの雰囲気作りに。
柄のある布は、無造作にソファにかけても様になります。
モダンなインテリアのアクセントとしても。
続いてダイニングシーン。
ダイニングでは、テーブルランナーとして。
テーブルランナーの色と、食器の色を合わせれば、統一感のあるテーブルディスプレイになります。
ランナーを二重に組み合わせるのも、奥行きと贅沢感が出るので、
リゾートライクな雰囲気になります。
ランナーは、縦にも横にもアレンジできます。
光沢感のあるシルク糸の入ったランナーを使用した例。
上品ながら、さりげなく豪華に見えます。
続いて廊下スペース。
さりげないスペースも華やかに見せてくれるのがアジアの布。
細長いイカットは、日本でいう掛け軸のような感覚で、飾って楽しむことができます。
最後は屋外シーンで。
こちらウッドデッキのテーブルにイカットを取り入れて、無垢材のナチュラルな雰囲気に、やわらかい色が入って、リラックス効果が高まります。
お祭りや儀式などで使う風習から、東南アジアでは屋外で布を使うことも実は古くからあります。
日本の感覚だと汚れが気になってしまいますが、時にはこんな使い方もオススメです。
こちらはイメージパースですが、同じく、半屋外スペースのコーディネート例。
赤いクッションとバティックで、華やかさがぐっと増します。
エスニック要素の強い、アジアの布ですが、
取り入れてみると、意外とまわりの家具に調和する柔軟さを持っています。
リゾートのような暮らしを始めるのに、
伝統とぬくもりのあるアジアの布を取り入れれば、
華やかさと、オリエンタルな雰囲気の演出を楽しめます。
ぜひお試しください。