こんにちは、オンライン担当です。
突然ですが、今月6月は環境月間なのをご存知でしたか?
今回のブログは先日のラジオでもお話しした環境にやさしいライフスタイルと物作りについて。
ご興味のある方はぜひ弊社のラジオ番組「笑顔のデザイン」のアーカイブもご覧くださいね。
そもそも、環境月間とは、1972年の国連人間環境会議(ストックホルム会議)を環境問題を国際的に考えるきっかけとなった歴史的な日として制定されました。
毎年6月5日が世界環境デー、6月全体は環境月間とされています。
日本の環境省でもゼロカーボンアクション30というのを提示して、脱炭素社会を目指した環境問題の呼びかけを行っています↑
小さなことでもできることが実はたくさんあるので、このブログをきっかけに意識してもらえたら嬉しいな、と思っております。
ひとつだけ、取り上げると宅配便について。
宅配便の総数のうち約15%が再配達という調査結果があり、再配達の際にもCO₂は排出されます。
日時指定や置き配、宅配ボックス等の利用などで、できるだけ1回で荷物を受け取ることも身近なアクションの1つです。
KAJAでもお届け日の指定を承っているので、できるだけご在宅の日を指定いただくようご協力いただければと思っています。
さて、そんなKAJAですが、環境にやさしい物作り、意識しています。
まずはKAJAの人気商品オミソファ。
これはバナナリーフからできています。
バナナリーフは燻したバナナの葉を乾燥させ、細かく撚(よ)って編みこんだものです。
同じ芭蕉科に属するアバカと似て、軽く強靭で耐湿力がある素材です。収穫可能になるまでの成長が早いうえに、実も葉も無駄なく使えるエコロジー素材として注目されています。
バナナリーフを加工するのも手作業がメイン。
機械を使わずにアナログな方法で製作しています。
続いてオールドチークダイニングテーブル。
KAJAでは、解体されるインドネシアの古民家などから、優良な古材を確保しています。
もともと硬く強靭なチーク材は、長年、家屋で使用されることで、木の中の含水率が落ち、ますます硬くなります。
そんな古材をダイニングテーブルへと加工しています。
こちらは流木ガラスオブジェ。
再生ガラスで作られています。
再生ガラスとは、回収されたガラスびんを細かく砕き、異物を取り除き再び高温で溶して作られるガラスです。
少し青みがかり、小さな気泡やくすみが出てしまうこともありますが、それも味のひとつ。
流木と組み合わせて、爽やかで涼しげなガラスオブジェにしています。
さらに、物作り以外の面でも。
KAJAは主にインドネシアから商品を輸入していますが、輸入の際も段ボールや紙の素材の緩衝材を使用し、石材やガラスについても極力自然に帰る素材を使って輸送しています。
ガラスや石材などの割れ物は木枠に入ってきます。
実はこの木枠から取り出すのが結構な手間ではありますが、、、
また国内での配送の際も、家財専門の配送業者が引越し時のような布製の緩衝材・保護材に包んで、お届けすることにより、無駄な梱包材をなくしています。
さらにコンテナに載せる時の工夫として、KAJAの商品はインドネシアのあらゆる家具工場で作られていますが、商品を一度ひとつの倉庫に集めて、コンテナ便に詰めるだけ詰めて効率よく運んでいます。
受注や再入荷の期間がかかってしまうこともありますが、輸送ルートを効率よく組むことで無駄なCO2排出削減に繋がります。
照明に関しては、電球をLEDにするだけで節電、省エネにつながります。
KAJAの照明は、シェードを通して広がる明かりが特徴的。
そんな明かりの楽しみを損なわない全方位型のLED電球をご用意しています。
小さな一歩がみのり実って、少しでも未来を良くする方向へ。
なんだか環境啓発になってしまいましたが、環境月間ということで6月のブログでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
WEB担当:須賀